寝ているときに見る夢が現実世界と繋がっていることに気付くヒロイン。夢の中だけで使える魔法を駆使して問題を解決していくというお話。
夢の中で出てくる魔法とは機械に心を与える、つまりソフトウェア技術が魔法として登場している。しかし魔法は忌み嫌われており、魔法が使える王女は監禁されてしまう。そんなときに海の外から鬼が現れて国が危機に陥る。
夢の中に出てくる国のモデルは明らかにトヨタ自動車であり、海外のIT企業が攻めてきたということだろう。
iPhoneや中韓のAndroidに負けて日本のメーカーが一気に撤退していったが、ゆっくりではあるだろうが自動車業界でも同じことが起こるということが何年も前から言われている。特にGoogleの自動運転がものになってきてTeslaが勢い増して行く中で現実味が強くなっていった。当然、自動車業界も危機感を感じて、トヨタなどは米国にTRIを作って対抗しようとしている。
物語上の、夢と現実が繋がっているという演出からファンタジーのように見えるのだが、そこまで単純な話では無さそうだ。序盤における夢はヒロイン小さい頃に父親から聞かされていた昔話だったのだが、どうやら後半では夢の世界としてではなく現実世界で起こっていることを夢の中のように表現しており、このあたりの演出がおもしろい。
特に、twitterの炎上を無数の黒い鳥として表現していたのが良かった。
「ココロネひとつで人は空も飛べるはず」
最初に見たときは根性論的な標語なのかと思ったが、これは日本へのメッセージなんだろう。ソフトウェアに対してだけでなく他のこともだが、考え方を改めれば日本もまだやれるという。
しかし製造業の現場を知っている人間としてはそこまで楽観的にはなれない。しかしこうやって映画で訴えようとしている人もいるのでもう少し諦めないでいようかなと感じなくもない。
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